2軍誘致に「きこりの切株」の姿を見る
(04.11.26)

 
プロ野球の1軍が仙台にくればそれでことたれりとするのか?やっぱり、本件に対する行政側の姿勢は、??疑問符が付く。元々、あっちから飛んできたものだからとでも言うのだろうか。

 宮城県と仙台市は「民間の営業活動だ」として、2軍誘致に積極的に動いてこなかった。「2軍も仙台に」と望む市民の声は大きいが、意欲的に行政支援を打ち出した山形側とは対照的だ。

 浅野史郎宮城県知事の「(2軍に関しては)球団の経営にかかわる問題なので、県として意見を言う立場にない」。という言葉に、2軍誘致に対する姿勢が表れている。

 楽天はこれまで、2軍の本拠地を「宮城県内および仙台市内」として、1軍本拠地の県営宮城球場(仙台市宮城野区)から車で約15分のJT球場を候補に検討していたが、工場跡地も含む広大な敷地一帯の一括購入を求めるJT側と金銭面で折り合いがつかなかったようだ。その間にも県は積極的に交渉の橋渡し役になろうとしてこなかった。

 困った楽天側は、今月初めになって仙台市に相談。新たな候補地として泉パークタウン(仙台市泉区)内の球場を紹介されたが、アマ仕様のため改修に相当な費用がかかることが分かった。

 こうした状況で、山形が今月上旬、球場改修費用を全面的に負担するという好条件を提示し、2軍本拠地誘致に積極的だ。 「条件面は(仙台より)山形がいい」。24日には球団首脳がこれまで以上に踏み込んで発言をし山形寄りの姿勢を鮮明に打ち出し始めた。

 行政側としては東北の他県への配慮もあるようだが、市民からは「新球団の地域密着を支援するような姿勢がほしい」という強い不満も出ている。


 

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